こんにちは。
整理収納アドバイザー リセッターリスト®アドバイザー 佐藤加奈子です。
神奈川県横浜市に住んでいます。
かれこれ横浜市民になって14年経ちました。
講座を開催したり、なにかあれば記録的にブログを書くようにはしていますが。
最近は音声で配信していることで、文章にすることが減ってきています。
私は元々動画より、音声より、書くことから始めたので(そもそも最初はブログしか発信方法の選択肢がなかったとも言えますが)、文章で人の想いを読んだりするのは大好きなので。
定期的に今年も綴りたいと思ってます。
今回は仕事について語る
私は今「整理収納アドバイザー」「リセッターリスト®アドバイザー」として活動しています。
現在はやりたい仕事につけて、とても充実した毎日を送れるようになりました。
けれどずっとこんな風な未来を送りたいと目指していたわけではありません。
実は子供の頃から自分がなりたい仕事、やりたい仕事がみつけられないまま大人になりました。
社会人になり当たり前のように企業の就職し、運がよいことにわりと恵まれた会社員生活を10年過ごし、結婚と共に退社。
その頃は女性が結婚すると、辞めることが一般的な会社であり世の中的にもそういう風潮がありました。
反発するほどの熱量もない、そして専業主婦へのあこがれもあり。
子供を2人授かり5歳差で女の子を夢中で育てました。

時間がない
独身時代は自分のために「お金」も「時間」も使ってました。
子供が出来てから辛かったのは、お金を自分のために使えないことより、「時間」を自分のために使えないことがとにかくつらかったです。
元々ひとりで過ごすのが苦でなく、わりと好きな方。
でも赤ちゃんはひとりぼっちにできません。
預ける先もなく、日中はずっと子供と一緒。
子育てママと束の間のおしゃべりはできましたが、それでも離れる時間がないことが結構ストレスでした。
もちろん子供はかわいいです。
でも24時間命を預かっていることの緊張感で、疲弊していました。
有難いことに我が家の子は健康に育つことができたので、成長と共に離れる時間が増えてきて、子供とはなれてひとりの時間を使えるようになってきました。
できた時間で何をする?
そこで急にこわくなったことがありました。
「私は何をしたかったのか?」
子育てに邁進しすぎて、全然思い出せません。
常に時間を家族に合わせる生活。行動も子供と行ける場所。
迷惑にならない時間帯、お店。
選択肢が全て家族中心で脳みそがもう自分用に考えることを排除してしまったかのような感覚。
私って何がしたかったのかな?そもそも子供の時からなりたい仕事もなかったし、この先もやりたいことなんてなかったのかも?と落ちこむこともありました。
結果的に「好き」が見つかって続けている
次女が幼稚園にあがるタイミングで、「整理収納アドバイザー2級認定講座」を受講しました。
家の中を整えたり、工夫することは好きでした。
自称引きこもりタイプ。
元々社交的な性格ではなかったので、外に出て何か発信するなんて思いもしませんでしたが、こういう考え方を伝える仕事をしている講師に出会ったことで、憧れが芽生えました。
実際家の片付けを「整理収納アドバイザー2級認定講座」で学んだ通り、テキストを見ながら少しづつ片付けていきました。
家族も使いやすく変化したことで、ある日夫から「暮らしやすくなったね」と言われたことが自信にも繋がり、様々な出会いがあり今仕事として活動出来ています。
リセッターリスト®との出会い
リセッターリスト®で家事のリストを作る講座があるということは、友人から聞いて知っていました。
考案者の山本香織さんのインスタをフォローして、お互いフォローし合っているだけの関係が2年くらいあったかと思います。
そして今後山本さんが、自分ひとりで開催していた講座を他にも開催できる先生を増やしたいという発信を見て、緊張しながら応募しました。
もちろん講師になる前に「リセッターリスト®」が自分にとって価値のあるものになるのか、一受講生として受講してから応募しました。
リセッターリスト®のテキストを読んだときに、自分の暮らしに合わせて、価値観でひとりひとり違うリストが出来る。そして完璧をめざすためにリストをつくるのではなく、むしろ自分の最低限を見極めるものだという想いを知りました。
私の片付け方の考えと同じだ!と興奮したのを覚えています。

以前は見栄えさえよければ解決と思っていた収納
収納することは、空間にいかに沢山のモノを詰め込むかと思っていた私が、そうではないと気づけたのが整理収納の学び。
よく使うモノは使いやすく。そんなに使わないものは、取りづらい場所にと移動するように。
自分がきれいじゃないと落ち着かない掃除の箇所、頻度、どのタイミングでやると続けられるのかをひたすら考える。
仕組みを作るにはやっぱり自分で考えないといけないんです。
誰かがおススメした収納方法を完全にマネしても、その人の持っているモノと量が私とは違っていた場合、しっくりくるはずもありません。
家事も同じ考え方でした。
それをリストにして見える化する。
モノはもとから見えますが、家事という行動は目に見えません。
項目をひたすら並べただけに見えるリスト。
でもそれは自分の価値観と向き合って、シンプルなのに奥深いものができます。
行動を見直すと時間を何に使うのか考えられる
結果私はできた時間を仕事の時間にあてられるようになりました。
過去の私と同じようにな思いをしている人たちのお手伝いもしたい。
空間を整える片付け「整理収納アドバイザー」
頭の中を整える家事リスト「リセッターリスト®アドバイザー」
両方私にとっては大切で、どちらも整うとかなり暮らしやすくなると感じています。
暮らしやすさは人それぞれ。
結局はご自身で考え抜くことが必要にはなります。
でも「みんな違ってみんないい。」私もそう考えています。
もし私のサービスが気になる方がいらっしゃったら、ご連絡いただけるとうれしいです。
長く熱い文章となりました。
お読みいただきましてありがとうございました。