こんにちは。整理収納アドバイザー リセッターリスト®アドバイザーの佐藤加奈子です。
普段は講師として「整理収納アドバイザー2級認定講座」を開催
リセッターリスト®「自分でデザインする家事リスト」の講座開催
整理収納アドバイザーとして、自宅に訪問片付けやオンラインのサービスをしています。
私は結構頭でっかちの性格だと思います。
そのため理由が欲しい。
なんでも「どうしてそうなっているの?」が分からないと動けないタイプです。
いわゆる、フットワークが軽いタイプではありません。
そんな私がずっと考えていて、もしかしてこれも理由ではないか?と思いついたことを
文章にしておきます。
忘れてしまうと悲しいので書きます。
もしどなたかに共感してもらえたらうれしいです。
画像はイメージです
勉強すると決めたのに「机を片付けてしまう」行為と似てる
整理収納アドバイザーの2級講座で、片付けをしておけば「勉強」「仕事」もすぐとりかけれるというお話を毎回させていただいてます。
でも本当に絶対勉強しなくてはいけない時、仕事をしなくてはいけない時はきっと片付けは後回しにして「勉強と仕事を最優先に取り組む」はずですよね。
なんだかやりたくない。けれど、テスト前だしやらないといけないことは分かっている。
分かっているけれど、取り掛かれないという時は人は「いい訳が欲しくなる!」ものです。
どうですか?
私は昔からよく「やらない理由」を選ぶ傾向がありました。
今でもありますけれど(笑)。昔よりはだいぶ減りました。
勉強する前に机を片付る理由
長女が受験生の時に学校から届いたお便りで読んだのですが。
勉強にとりかからず、机を片付けてしまう心理は「勉強する」という行為に近いものを今自分は行っているのだから、そこまで悪いことをしている訳じゃないと思えるから。
「机が散らかっているから勉強できない⇒だから片付けているんだよ」という心理です。
確かに、勉強しなくちゃいけないときにゲームやマンガを読んだり、友達とSNSの連絡とりあうよりは、かなり前向きな行為をしている気分になりますよね!
結局とりかからないなら、同じ時間無駄にしているのかもしれませんが。
では収納グッズを先に買う理由
机の話と同じで、人は「片付けたい」と思った時にまず「捨てる」ということを回避したくなります。
なぜなら「捨てる=自分が持っていたモノを否定している気分になる」から。
今まで持っていたモノが「ムダなもの」と思うのは苦しい。
だったら、なんとか捨てずに収めたい。
片付けるには「整理」が必要なのに、その行為を先延ばしにして「収納グッズを買う」のは家を片付けたいと思っている気持ちに収納グッズを買う行為が近いからだと思います。
どうでしょうか??
もし家が以前と全く同じ散らかり度合いであっても、「でも私は片付けるためにグッズを買ってきたんだから、少し片付けという行為に近づいている。」と安心したいのかも。
結果片付くかというと、どうでしょうか??
グッズを買ったら急に片付く魔法は存在しないのです。
最後は行動するしかない
片付かない理由は数えきれないほどあります。
忙しい。時間がない。今疲れている。
でも一つでも事態を変えるためには「行動」するしかないのです。
自分だけで出来ないという方はお近くの「整理収納アドバイザー」のサービスを頼る。
自分でやりたいし、学ぶの好きという方は「整理収納アドバイザー2級認定講座」を受講していただきたいです。
私はこの講座は片付けのスキルを学ぶだけではなく、自分で人生に向き合えるスキルだと思っています。
整理のスキルは繰り返すことで身につく
「とりあえず」で先延ばしになっているモノたちで苦しめられるなら、どこかで区切りが必要です。
整理は繰り返すことで、どんどんスキルアップします。
是非一歩でも進めてください。
0→1が一番苦しくて
1→2の方が断然ラクです!
今あなたの家に「なんとなく持っている」モノは「必要」なんでしょうか??
もしこのブログがどなたかの行動のきっかけになれれば、こんなにうれしいことはないです。
お読みいただきありがとうございました!